コンテナで栽培するときの肥料やり

コンテナで栽培するときの肥料やり

コンテナのときの肥料やり

庭や畑の土は、腐植質などに富み、わずかでも肥料分が含まれています。
露地植えにされた植物は、肥料分を求めて比較的自由に根を伸ばすため、肥料を施すのを忘れたにしても、すぐに生育に支障が出ることはありません。

 

これに対して鉢やプランターなどで植物を育てるときはたいていの場合、肥料分をほとんど含まない用土で植えるため、きちんと肥料を施す必要があります。

 

元肥えの施し方
用意した植え込み用土に粒状の緩効性化成肥料を混ぜ合わせます。
だいたい土1リットルにたいしてティスプーンで軽く1杯程度が目安です。

 

ただし市販の培養土にはすでに元肥が入っている場合もあり、その場合はわざわざ元肥をする必要はありません、

 

特殊な施し方はキクの元肥で有機質肥料を用いるため、置き肥えに似た施し方をします。

 

つまり用土には肥料を混入させず、八分どおりに用土を入れたところで発酵ずみの有機乾燥肥料を鉢植えの3カ所ほどの場所に置いて、この上にさらに用土をかけます。
どうしても有機質肥料にこだわるという人は参考にするとよいでしょう。

 

追肥は植物の表情を見てから

追肥をするタイミングというのは植物の表情から肥料分がきれかかっていたことを判断するしかありません。

 

追肥には速効性の液肥を施す方法と、固形の有機質肥料や固形の有機質肥料を鉢植えに置き肥えとして施す方法があります。

 

後者は肥料切れを防ぐために事前に施しておくものです。
置き肥えは30日〜40日に1度の割合で施しますが、液肥は効果が長く続かないため7日〜10日に1度施します。

 

葉の状態で判断する

生育期間中なのに、新しく伸びる葉が小型化したり、緑が薄くなってきたりしたら、肥料分が不足してきた証拠です。

 

花の状態で判断
長く咲き続ける草花類などでは、肥料分が不足してくると花が小さくなったり、花色が薄くなってきてしまいます。


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