どんな初心者の方でも、植物を育てるうえで肥料を与える必要があるということはご存じだと思います。
そんなのは園芸をしたことがない人でも知っていると思って、誰もが深く考えないで肥料を与えています。
しかしどうして植物は肥料を必要とするのかを考えてみることが大切です。
植物はどんな成分を必要とするのか?
肥料のことを考えるまえに植物の生きる仕組みについて考えてみましょう。
植物の体は私たちの体と同じように大部分は水でできています。
地球上のあらゆる生命にとって水はまさに命の母なのです。
その水分をすっかり取り除いた部分は何でできているかというとほぼ90%が炭水化物。
残りの10%が無機成分、13種類の元素で出来ています。
炭水化物を構成しているのは、炭素、酸素、水素の3つです。
つまり植物が生きていくのに必要な要素は元素の数にして16あります。
これを必要元素といいます。
これらの元素を摂取する方法は、動物は有機物を食べるのに対して、植物は直接根や葉から無機成分を体内に取り入れる仕組みを持っています。
光合成でまかなえるのは炭水化物のみ
栄養といっても植物は光合成で必要な養分を作れるのではないかと思う人は小学生のときに習ったからかもしれません。
確かに植物は光合成という動物にはできない動きをして、自分の体を作るのに必要な炭水化物を自前で造りだすことはできます。
炭水化物を構成している元素は、炭素と酸素と水素の3つですが、炭素は葉っぱから取り入れる大気中の二酸化炭素から得ることができます。
酸素と水素は根から水から吸い上げる水から得ることができます。
しかし、それ以外に必要な13の要素は、自前では作れません。
そのほとんどを土の中から摂取することになります。
炭水化物を作る光合成にしても、いくつかのこうした要素が関わることで、スムーズに行われることが知られています。
こうした必須元素の中でも、植物が必要とする量から、比較的多く必要とされるものを多量要素といい、必要ではあるものの量は黒少なくて済むものを微量要素と呼んでいます。
肥料成分とされるのは多量要素のなかの6成分
要素には、よく知られている肥料の3要素として窒素、リン、カリウム、水素、炭素、酸素、カルシウム、マグネシウム、イオウの9種類。
ですが水素、炭素、酸素は大気中や水から摂取できるので、残りの6種の元素が肥料成分と呼ばれています。
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